理想を持つべき人

理想を持つことは素晴らしいこと。

理想とは「自分が作り上げた最高な偽物」であり、現実「事実」に満足できていないから生まれるものだと思う。

理想が生まれるに当たり、分岐点があると思う。

それは

現実の自分を許せる人or現実の自分を許せない人

「現実の自分を許せる人」は、理想と現実の区別ができている。

「現実の自分を許せない人」は、理想と現実が区別できていない。

これには、理想を実現する上で圧倒的な差があると思います。

現実の自分を許せる人

現実の自分を理解し、自分を許せる人でないと理想を手に入れることはできない。

現実の自分を知っている人は、自分の弱みと向き合える。現実から逃げていない。

理想を実現するには、弱みを克服する必要がある。

自分の弱みと向き合える人間は、自分に何が足りないのか、そのために何が必要なのかを考え、こつこつ努力できるはず。

こういった人間は、簡単には折れない。

どんどん、アップグレードされ、理想に近づくことができる。

現実の自分を許せない人

「現実の自分を許せない人」から生まれる理想は、理想の自分が本来の自分であると思ってしまう。

・親が悪いんだ、あいつが悪いんだ、俺は悪くない。

・俺は○○であるべき。

など、現実「事実」に目を向けようとしない。

自分の弱みに触れようとしない。

心の安定を保とうとする。

しかし、現状何も変わっていない。

そして、気づく、何で変わらないのだろう。

自分はだめな人間なんだと錯覚してしまう。

どんどん悪循環になり、理想から遠ざかる。